Rihanna(リアーナ)- “Work ft. Drake” 歌詞で で英会話
レゲエの歌詞などでよく出てくるパトワ(patwah = patois)について
「♪わーわーわーわーわー♪」
「♪だーだーだーだーだー♪」
「♪らーらーらーらーらー♪」
「♪はーたーたーたーたー♪」
1回聞いたら耳から離れない…
アメリカのmusic critics(音楽批評家)はこの曲が出たとき、gibberish lyrics(ちんぷんかんぷんな歌詞)と言って酷評しましたが、歌詞に出てくるのはgibberishな言葉じゃなくpatois(パトワ = patwah) パトワはカリブ海諸島で使われる独自の英語です
バルバドス島出身のリアーナ
彼女にとってパトワは「母国語」ってとこでしょうか
Rihanna – Work ft. Drake
見たこと無い単語や異なる文法などありますが、これもれっきとした英語
Work, work, work, work, work, work
※work →文字通り「仕事」とも取れますが、そこはリアーナ。
そんなシンプルな意味だけで使うはずはありません。
歌詞全体からすると、ここではwork =「夜の営み(セックス)」として使っていると思われます。
(パトワ)
He said me haffi Work, work, work, work, work, work!
(標準英語)
He said I have to work ~
※me (= I)
→パトワではI, my, me すべて me (=mi)となり、レゲエの歌詞でよく登場します
置かれてる場所で主語 or 目的語を判断しないといけないので、ちょっと厄介
※haffi (= have to)
(パトワ)
He see me do mi Dirt, dirt, dirt, dirt, dirt, dirt!
(標準英語)
He sees me do my dirt
※He see
→本来は三単現のSがついて sees となるべきですが、パトワではそんなことはお構いなし。
他にも 否定形のisn’t 、aren’t 、doesn’t 、don’t なんて面倒なものは使いません。
全部 nuh (=no)でオッケー!
ラクでしょ?
※mi (= my) ※see me dirt
→「私が汚らわしいことをしているのをカレが見る」という意味
(パトワ)
So me put in Work, work, work, work, work, work
(標準英語)
So I put in work ~
※put in (〜に時間を使う)
→ここでは「夜の営みに励み、彼氏に尽くす」といったニュアンスかな
(パトワ)
When you ah guh Learn, learn, learn, learn, learn
(標準英語)
When you are gonna learn ~
※ah guh (= are gonna)
→guhは go の意味で使われることもありますが、今回は後ろのlearnという動詞と前のah(=are)から are gonna として使ってる気がします
※learn (知る)
(パトワ)
Meh nuh cyar if him Hurt, hurt, hurt, hurt, hurting
(標準英語)
I don’t care if he hurts ~
※Meh nuh cyar (= I don’t care:気にしない)
→発音は「めなきあ」 ダメンズの彼氏はいつもWork!(ヤラせろ)ばっか
「けど結局そんなやつに惹かれてしまう…」
全体の内容はザックリとこんな感じ 破局、復縁を繰り返し、暴行を受けたことで完全に別れたリアーナの元カレChris Brown(クリス・ブラウン)が頭に浮かびました
Ciao!
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